OBIHIRO CITY

帯広市

田園環境モデル都市・おびひろ

北の大地北海道、大雪山系や日高山脈に囲まれた広大な十勝平野中央部に位置する帯広市は、自然と共生する地域づくりを目指し、100年の大計で取り組む「帯広の森」づくり、農業廃棄物の適正処理、豊富なバイオマス資源の活用などを進めて来ました。日本最長級の日照時間という自然の恵みをフルに生かし、産官学の連携をさらに推進して、「田園環境モデル都市」を実現します。

EXAMPLES

取組例

  • 100年の大計で臨む「帯広の森」の育成・活用

    市街地を囲む405.6haの大規模公園において、昭和50年から100年計画で市民参加型の森づくりを進める。

  • 飼料自給率の向上

    市内農家の草地を整備するほか、にんじん規格外品及び農作物残渣の飼料化を推進し、廃棄物の削減及び飼料自給率の向上を図る。

  • 農畜産物の地産地消の推進

    地場の農畜産物を購入できる機会を増やすほか、学校給食において積極的に地元食材を活用することで、地元農業の理解促進と地産地消を図る。

  • バイオマス産業都市構想

    平成25年6月に十勝19市町村が「バイオマス産業都市」として国に選定されたことから、地域一体となりバイオマスを活用した産業創出と地域循環のエネルギー強化を図る。

  • スマートタウンの形成

    市内中学校グラウンド跡地に「ゼロ・エネルギー住宅」等を建設する「スマートタウン六中事業」を実施。モデル展示等の普及啓発をとおして、家庭部門のCO2削減を図る。

  • 廃食用油の回収、BDFの精製・活用

    約60箇所のスーパーやガソリンスタンドなどで廃食用油を回収。回収された油は、BDFに再生後、軽油と混合し、クリーンな燃料として公用車、バスなどで使用する。

  • 家庭用太陽光発電システム導入支援とクレジットの活用

    太陽光発電の導入を補助・貸付制度で支援。設置後はCO2削減効果をクレジット化し売却。売却益は環境基金に繰り入れて資金循環を図る。

  • 高齢者おでかけサポートバス事業、のりあいタクシー・あいのりバス運行

    満70歳以上の市民に無料乗車証を交付。外出や移動を支援することが健康と生きがいづくりにつながるほか、公共交通の利用促進により環境負荷の低減を図る。

  • 環境教育の推進

    小中学校における帯広らしい環境教育プログラムの実践、環境にやさしい活動を実践する小中学校等の認定、学校・一般・企業向けの環境講座により全世代での環境啓発を図る。

  • アダプトプログラムを活用した環境美化活動(クリーンキャンバス21・エコフレンズ)

    「自分たちのまちは自分たちの手で美しく」という思いのもと、地域住民や地元企業が行政のサポートを受けながら環境美化活動を定期的に実施。