TOYOTA CITY

豊田市

「ミライのフツー」を目指す、
環境先進都市とよた

豊田市は、自動車産業を中心とした「ものづくりのまち」でありながら、広大な森林を有する農山村の性格も併せ持つ都市です。「環境モデル都市」として、本市の特徴と強みである「交通」「産業」「森林」の3分野に、市民の暮らしを支える「民生」、先進環境技術の集約・情報発信の場としての「都心」を加え、様々な事業を展開しています。
取組のコンセプトは「ミライのフツーを目指そう」。近い将来実装され、国内外に普及する技術をいち早く取り入れ、エコで快適な暮らしを実現することを目指しています。
2011年からは、地域の企業・団体ともに、スマートコミュニティの構築実証にも取り組んでいるほか、2012年には地域活性化総合特区の指定を受け、環境・エネルギー分野での新たな産業振興を通じた地域活性化を図っています。

EXAMPLES

取組例

  • スマートハウスの普及促進(民生)

    スマートハウスの普及に向けて、全国初の固定資産減税や機器購入補助金、企業が発行するエコポイントなどの支援策を組み合わせ、地域のエネルギーの地産地消を推進します。

  • 公共施設における木材利用の推進(森林)

    低層の公共建築物は、木造で建築することにより、地域の木材の需要拡大・PRを図るとともに、人工林の計画間伐も積極的に行いながら、健全な森づくりを推進しています。

  • 次世代自動車の普及に向けて(交通)

    車両購入補助金や軽自動車減税に加え、公共施設等に充電器50基、中心市街地に燃料電池車の水素ステーションを整備し、官民連携でEV・PHV・FCVの普及支援を行っています。

  • 環境ビジネス研究会(産業)

    環境・エネルギー分野の新たな事業展開を目指すため、地元の中小企業を中心に「環境ビジネス研究会」を立ち上げ、次世代自動車やスマートハウスの技術研究を行っています。

  • 次世代パーソナルモビリティの運用実証(交通)

    特区を活用し、パーソナルモビリティの公道走行の実証実験を開始し、中心市街地の回遊性、短距離型の新しい移動手段、公共交通連携などの有効性を検証しています。  

  • 国内外への情報発信(都心)

    取組の「見える化」拠点として、スマートハウスや次世代自動車等を体験できる「とよたエコフルタウン」を都心に整備。平成24年のオープン以来、世界100ヶ国以上の国と地域から18万人の視察者が訪れています。(平成28年2月現在)