国際環境リゾート都市・ニセコ
スマートチャレンジ86
熱利用・観光政策・事業化を軸にCO2排出量の大幅削減を行う。熱利用では、冬場の化石燃料の消費を減らすために、地中熱や地熱・温泉熱等の利用を産学と連携しながら進めていく。観光政策では観光事業者に対するCO2排出規制や観光客に対する新たな目的税を検討し、その収入をCO2排出量削減の取組み支援に活用する。事業化に関しては、地域に資金が循環する形での組織を設立するなど、地域主導型で再生可能エネルギーの事業化を進める。
環境モデル都市として総合的なまちづくりの視点に立って、持続可能な資源循環型スマートコミュニティ社会づくりを進め、世界から信頼される国際環境リゾート地を目指す。
EXAMPLES
取組例
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熱分野を中心とした低炭素なまちづくり
冬季の熱需要が多いニセコ町においては、地中熱や地熱・温泉熱など熱分野での再生可能エネルギーの積極的導入を図り、低炭素なまちづくりを進める。
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持続可能な観光の推進
観光客に対する、より環境負荷の少ない観光方法のインセンティブづくりや観光事業者への環境クオリティ制度など観光客・観光事業者と一体となったCO2削減を進める。
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観光と環境の横断的な取組み
観光客に対する新たな目的税の検討、観光事業者へのCO2排出規制を行い、観光客からの収入を町民や観光事業者のCO2排出量削減の取組みに還元する。
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町民生活における省エネ及び再生可能エネルギーの普及
地域内交通の低炭素化、省エネ住宅や家電、独立型電力の普及支援など生活環境のエコ化を進める。町内すべての小中高等学校のエコスクール化、環境教育・人材育成を進める。
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農業や産業における再生可能エネルギーの普及
地域資源である雪氷熱利用を積極的に進め、農業や観光など産業の活性化を図る。また、農業ハウスへの地中熱ヒートポンプなど再生可能エネルギー導入により、通年型農業を進める。
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スマートコミュニティ・ニセコの実現
エネルギー供給会社によるエネルギーの一元管理を行い平準化を図る。ニセコ駅前エリアをモデル地区として再生可能エネルギーによる熱・電力のネットワーク化を進める。