愛と希望の復興
甚大な被害のあった沿岸部から市東部のエココンパクトシティへの集団移転を軸とした提案。環境に関しては再生可能な震災廃棄物を活用した千年希望の丘の造成やメガソーラー事業を中心としたスマートグリッドの取組が挙げられる。超高齢化対応としては健康・医療産業集積地の整備や医療情報福祉ネットワークによる予防医学推進事業などが特徴として挙げられる。
EXAMPLES
取組例
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次世代アグリビジネスの展開
外食産業などの企業が出資する農業生産法人を誘致し、超省エネ型水耕栽培技術の次世代アグリビジネスをモデル的に実施し、被災した農家の雇用及び地域の雇用を創出する。
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エココンパクトシティの形成
被災6地区を1カ所に集団移転することで、従前のコミュニティを維持しながらコンパクトなまちづくりを目指し、災害公営住宅には蓄電池併用太陽光発電システムを導入する。
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千年希望の丘の造成
津波の力の減衰や避難場所として活用するとともに、再生可能な震災廃棄物を活用した築造により、震災の記憶や教訓を発信するメモリアル公園、防災公園を整備する。
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自然エネルギーによるエネルギーマネジメントシステムの構築
地盤沈下により排水機能が低下した被災農地を活用し、自然エネルギー供給拠点施設を整備する。
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健康・医療産業集積地の整備
超高齢化社会に備え、あらゆる交通の結節点である立地特性を活かし、産学官連携の下、健康・医療関連産業等の誘致による産業集積を図り、本市の標榜する“健幸先進都市”の実現を目指す。